私は、アクセサリーが好きだ。
小ぶりのピアスはずっと学生時代からつけている。
ネックレスは時々つける。
アンクレットは、ご主人様に首輪代わりと言われて、ずっとつけられるようにと買ったのに、
最近ははずしていた。
昨年4月から週に1度は正座する機会ができ、アンクレットで、足が痛くなったからだ。
仕事でも、ベージュのストッキングだと、アンクレットが目立ってしまい、御堅い職場では
よくない顔をされてしまうこともあって、はずしてしまうことが多かった。
そして、そのまま、アンクレットをはずして箱にしまったまま、しばらく生活していた。
今日ふと、アンクレットの存在を思い出し、つけた。
そうするとご主人様から、タイミングよく、夜にアンクレットのことを尋ねられた。
首輪のかわりなんだから、飼われている証拠として、アンクレットをはずさないように。
仕事やお茶でやむを得ずはずすときは、事後報告するように。
風呂に入るときもつけたままで。
しばらくは、厚手のタイツをはくので、アンクレットの存在はほかの人にはみえない。
ずっとつけていられる。
素足になって、足首のアンクレットをみるたびに、ご主人様のことを考える。
キラキラと美しいチェーンに、飼い犬であるという意味があるなんて、
私のまわりの人は、誰もしらない。
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